熊本のあるキャンプ場にて。
Sunday, November 10, 2013
Wednesday, November 6, 2013
久しぶりのチクチク仕事
先日ラジオを聞いていたら、
著名人の言葉を紹介するコーナーで、こんなことが紹介されていた。
You just have to keep on doing what you do. It's the lesson I get from my husband; He just says, keep going. Start by starting.
- Meryl Streep
あなたはただ、あなたのやっていることをやり続けなければならないの。これは私の夫からのレッスンなのよ。彼は言うの。やり続けなさい、やり始めることで始めなさいって。
−メリル・ストリープ
そうかぁ〜 始めることで始めなさいかぁ〜。
やり続けることかぁ〜...
そして、プラダを着た悪魔の主題歌である"Suddenly I see"が流れた。
なんだかとても 頷ける 言葉だったなぁ。メリル・ストリープって好き。
***
どうも手が止まってしまっていた布ナプ作り。
けれども、自身、使い続けてはいて、やっぱりいいなぁと実感もしている。
少し前に、近々出産を控えている友だちに会った。
話しているうちに、今年出産を経験した友だちが『悪露』が長引いて、そんな時に布ナプを使ったらすっごくよかったと言っていたのを思い出した。
あ、どうだろう、彼女好きかな。
分からないけれど、聞いてみるだけならいいだろうって思ったから聞いてみた。
『布ナプキンって知ってる?』と
彼女は興味を示してくれた。
彼女の出産はもうすぐのはずだ。
というわけで、
作りたいな!と思い、久しぶりにチョキチョキ、チクチクやっている。
やろうと思って、やる
それが嬉しい。
Monday, November 4, 2013
落ちるときは奈落の底
迷いが出るとき、奈落の底に突き落とされたように深くまで落ちる。
悲しいとか寂しいとか そんな言葉じゃ表現しきれないほどの、色々な色が混じった黒。
どっちへ行けばいいのか、標識が見えなくて
いやだいやだ、たすけてたすけて っともがいて、苦しむ。
夜はその恐怖をますます大きくさせて、ついには眠れなくなる。
電気をつけると少し落ち着く。
どうすればいいのだろう、これでいいのだろうか、私は間違ってたのかしら。
そう思っていると、劣等感に包み込まれて破れなかった時期の気分が蘇ってきた。
沈み込む私、浮き上がりつつあると思ったらまた重しをつけられて沈められた様な気分だった。
よし、今日は元気だ。
と思っても数時間後には落ち込む 『フェイント元気ちゃん』がやってくる。
そして、心配をかける。お騒がせする。
次第に、おかしいのかな? と思ったり。
でも、自分はずっとこうだったし...。 と思ったり。
いつも元気でハキハキしてて、涙を見せず、笑っているのが良いの?と思ったり。
泣くことはネガティブで、笑うことはポジティブなの?
そんな小さな、大きな疑問が生まれる。
***
少し前のある日、バスに乗って福岡市内まで出かけた。
隣におばさんが座った。
バス停で同じになって、バスが来るとか来ないとか、遅れているねとか言う話をしたおばさんだった。
なんとなく気になるなぁ と思っていた。
するとおばさんが、何かの会報を取り出して読み始めた。
2つあって、一つを 『ねぇ、これ興味あるかしら?』と私に手渡してくれた。
「ひきこもるのは、まともだから」
という見出しで、私は頷いて会報を手にした。
全国不登校新聞のFonteという会報で、山田玲司さんという漫画家のインタビュー記事が特集だった。
一部抜粋させていただきます。
日本という国のメンタリティや環境を見ると、人の頭がおかしくなっちゃうようなシステムなんです。
(中略)
1日80人もの人が自殺しているのは、決してその人の心が弱いからではありません。むしろこういう社会の歪みを感じて、ひきこもったり、学校にいかなくなったり、言葉が出なくなったり、食べられなくなったり、体でその反応している方が俺はまともだと感じます。(Fonte 370号 2013.9.15発行より)
彼のインタビューを読んでいて、私はバスの中で鼻をすするほど泣いた。
化粧は落ちた(苦笑)。
おばさんがこちらを向いた時、あらあらという感じで、『何かあった?』としばらく話をした。
毒をすべて抜いてくれたような涙だった。
いろーんな疑問についてのヒントも書かれていたようにも思った。
その後、天神についてからとても身体が軽かった。
おじさんが話しかけてきた。
『道どこかわからなくって... おしえてもらえるかねぇ』
いいよ!!!!
話しかけてきてくれてありがとうと思った。
**
とても小さなことのような、大きな出来事だった。
見も知らぬ人に助けてもらったなぁと感じられた。
見も知らぬ人、けれども知っている人のように思えた。
素晴らしい経験だった。
道標のようなもの、大丈夫だよのサインをきちんと見つけることができたなぁって。
そして自分が行くべき道にまた戻ったような。
迷子だったのかもなぁ。
ありがとう。
行こうと思って行ってよかった。
マス席っていいよね。ほんとは寝転がりたかったな 笑 |
まさか鹿児島から友だちが来るなんて思っていなかったから嬉しかったな♪ |
イベント開催日の2〜3日前だった。
建築物としても貴重とされている劇場で行われることと
UA(ううあ)が来ること
その2つで、行ってみたいな...という気が85%にはなったと思う。
でも一人...
これで迷った。
嘉穂劇場(その劇場の名前)でライブ... マス席で座布団だしゆっくり音楽聞けるよね。
一人で行くも二人で行くも一緒だよね...
1日の中で2度も3度もチラチラ考えてしまうから、 えぇい、いってしまえよ! と行くことにした。
すると、驚いたことに鹿児島在住の友だちもイベントに来ることがわかった(笑)
九州も狭いわよね(♪) なんて思ったりして。
マス席には、一升4人が座る設定。
升の中に4つの座布団が置いてあるの(ほっとするよ 笑)。
私が会場についたのは、開演から2時間くらいたった頃で、
私の隣の人は来た形跡があるけれど、長らく席を外していた。
演者も残り2組程 というところで隣の人が戻ってきた。
女性で、雰囲気はスッキリ、軽い感じの人。
その人はすぐに私に話しかけてきてくれた。『私ね、昔はシャイだったんだけれども、歳とともにそれが外れて、誰にでも気になったら声をかけるのよ』と。
面白い提案をしてきた。
『私達、知り合いを辿っていけば、意外と共通の友人が見つかったりするかもしれないね、どこから始めようかな。』
と。
彼女は、まず職場の話をしてくれた。
残念ながら、共通の友だちは居なかったけれども、彼女が森に興味がある人だということがわかった。
そして私は森を勉強してた人(笑)。
『あのね、もしよければ一緒に森を歩いて欲しいのだけれど』
と、私達はこんなヒョンなことから一緒に森を歩く約束をした。
私にとっても久しぶりの森、こんなきっかけでまた歩けるのかぁ...と、つくづく面白いなぁ と思う。
最近、全く知らない道すがら出会った様な人に、気づきを与えられたり、助けてもらったりすることが多いから尚更。
孤独なんてこと、ないんだ。
***
その後にUAの表現を感じた。
UAは、そこまでファンじゃない。でも気になる人であったから、このタイミングで見れたのも何かの縁というか、そういうものなのかもしれない。
彼女はただひたすらに表現している様な感じで、
歌 という方法を借りてるような。
歌手 という言葉じゃ足りなくて、表現者だった。
思っていた通りのエネルギーというか、そういう感じ。
昨日も素晴らしい時間を体験することが出来た。
ありがとうございます。
表現者たち
Bjork HYPERBALLAD
私はこの歌をずっと前から知っていて、何度も何度も聞いたことがある。
どこでかしら。
流行ってたからだよと言われればそれまでだけど。
UA TIDA
これは少し前の表現のようで、昨日見たのはまた別の違うものだった。
予々、聞いてみたかったシタールもバンドに取り入れていて、とても美しい音の表現だった。
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